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Kesennuma

coming soon...

aqua labo kesennuma    

 アクアラボ・ケセンヌマというアクセサリーやストラップなどの雑貨を作って販売している店について紹介します。こちらの代表を務めている菅原理香さんにいろいろとお話を聞かせていただきました。

はじめたきっかけ

​震災で全国から支援物資をたくさんもらい、自分たちも何か地元ならではの物を作ってお礼をしたいと思ってこの工房を始めたそうです。

始めはビン玉から作っていたそうですが、次第にサメの歯を使ったものも作るようになり、藍染の作品は後に声をかけてもらって始めたそうです。今では自らインターネットなどを使って染め方を調べつつ製作をされているそうです。ちなみに!サメの歯は人間の歯と違って何度も生え変わるもので幸運をもたらすという意味もあるようです。

活動内容

「子育てしながら活動できるように」をモットーとされていてみなさん子育てをしながら取り組まれているようです。アクセサリーなどの雑貨品を作りながら今ではワークショップも開催しているそうです。子供たちと一緒にモノづくりの教えて下さる方を招いて楽しみながら活動しています。また、作った商品を違う店に置かせてもらって販売したりもしているみたいです。

    ホームページやfacebookもあるのでぜひチェックしてみてください!     

                http://www.aqua-labo-kesennuma.com/                     

Hodoru(ほどーる)                 

1.ほどーるとは何ですか?

 ほどーるは、清水由里子さん、木田裕子さんが2011年に始めた工房です。清水さん、木田さんはここで着物を使ってきれいな小物を作り販売しています。

 「ほどーる」とは「温まる」という意味の宮城県気仙沼の方言です。お店の名前はこの方言に由来しています。

 東日本大震災が起こった2011年3月11日に、お二人の家は津波によって流されてしまいました。しかし、石造りの蔵は流されずに残っていました。蔵に保管していた多くの着物も無事でした。また、清水さんと木田さんは多くの人々から心暖かい支援を受けました。そして、お二人はその支援のお返しとして、無事に残っていた着物を使った何かを作り、贈りたいと思いました。それが「ほどーる」という工房の始まりでした。最初はただ単に支援の感謝を表す小さな贈り物としてそれらを作ることを始めましたが、2011年11月に東京の銀座のマーケットに出店したことがきっかけで商品の販売を始めました。

 

2.どんなものを作っているのですか?

 ブックカバーやポーチ、アクセサリーケース、糸巻き、針刺し、コサージュ、シュシュ、ピアスなどといったおよそ10種類の小物を作っています。それらは着物で作られているので、美しいだけでなく丈夫でもあります。さらに、全て手作りのものなのでそれぞれが違った美しさを持っています。

↑針山

←​アクセサリー 

 ケース

↑ポーチと針山

↓蔵の中

3.大変なことは何ですか?

 ほどーるでは清水さん、木田さんのお二人で作業をしているので、1日にそんなにたくさんの商品を作ることはできません。ある1つの商品を作る手順は以下の通りです。まず、着物をほどき、洗います。これらの作業は1番時間がかかる作業です。次に、布を切ります。最後にそれらを縫います。

 お二人の手芸品は本当に素晴らしいです。しかしお二人のお話によると、最初は図書館に通い、本を見ながら縫い方を勉強しなければならなかったようです。

4.嬉しいことは何ですか?

 商品を買った人がお手紙を送ってくれて、津波被害からの復興を応援するメッセージをもらった時が、とても嬉しいそうです。しかし、清水さんと木田さんは、今後は人々に震災復興の応援としてだけでなく、商品の良さを理解して買ってくれるようになったら嬉しいともおっしゃっていました。

5.どこで販売したことがありますか?

 普段は気仙沼で作って販売していますが、ほかの場所で何度か販売したこともあります。

 例えば、2013年に地元の起業家コンテストで優勝し、フランスのマルシェに参加し商品を販売する機会を得ました。そして2014年の3月にマルシェに参加する予定でしたが、その日は不幸にも大雪が降りました。異例の大雪のために、お二人は野外でのマルシェに参加できず、急遽会場がロクシタンの本工場に変更になりました。

幸運にも、お二人は同じコンテストで再び優勝し、フランスへ行く機会をもう一度得ました。そして、2015年の4月にマルシェに出店しました。

K-port                                 

気仙沼港のすぐ隣に位置している、k-port。このカフェのオーナーは俳優の渡辺謙さんである。
2011年3月11日の東日本大地震直後、「何かしなければ!」という思いに駆られた俳優の渡辺謙さんが2013年秋に、復興支援のために開いたカフェ&イベントスペースです。今回は店長の熊谷さんにお話を伺いました。

  k-portのコンセプトは「つなぐ」。地元の気仙沼の人々同士をつなぐのはもちろんこと、たくさんの人を気仙沼に呼び込みつなぐこと。また、気仙沼の魅力を全国・世界に発信し、つなぐ場となることをモットーとしているそうです。k-portの「k」とは、気仙沼の「k」、渡辺謙さんの「k」、こころの「k」という意味が込められています。  建物の設計は世界的に知られている建築家・伊東豊雄さん。建物は鉄骨造り平屋建て、屋根は五角形で、芝居小屋をイメージしています。店内には、イベント・ギャラリーが設けられており、ライブやトークショー・絵や写真を展示しています。また、結婚式の2次会などの会場としても利用できます。

オーナーである、渡辺謙さんは数ヶ月に1度、告知なしでお店に訪れるそうです。 また、開店当初から謙さんは、ほとんど毎日、世界のどこで仕事をしていても、お客様に向けてFAXメッセージを送り続けています。FAXは店内の一角に置かれています。

  メニューは、地元の食材をふんだんに使った石窯焼きのピザや地元気仙沼のお店とのコラボメニュー。また、フレンチシェフ直伝の海老だしカレーなど様々です。メニュー開発には、渡辺謙さんが自ら関わり、スタッフと議論・試食を重ねながら完成させています。

  店内は土足厳禁で、入り口で靴を脱ぎます。家に帰ってきたかのように、ゆったりくつろいでほしいという思いからだそうです。また、お店の一角にはキッズスペースが設けられており、おもちゃや本がたくさん用意されていました。震災後、子供達の遊ぶ場所が無くなったという声から、出来たそうです。かなり好評だそうです。

  観光客にも、地元の人にも、ゆったり・くつろげる場所になってほしいと願うk-port。みなさんも、気仙沼を訪れた際には、是非行ってみて下さい。

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